すっきりした秋の良い天気である。今年は神宮外苑の銀杏並木を見ることもなく、まっすぐ国立新美術館に行った。
神宮外苑の近くや美術館の中にはあまり良いレストランがないので北千住で昼食をすませた。
今年の日展はあまり混んではいなかった。とくに日本画のコーナーには人が少ない。そのかわり洋画の方は結構混んでいた。
今回は写真を撮るにしても、フレームまで入れて全体を撮影すること以上に、むしろ部分的に強調してその作品の良いところを撮ろうと思った。
絵画と写真の違いがその辺でわかるような気がする。絵の場合は風景や人物も全体を描こうとする。そのかわり各部分の質感の美しさを強調しているように見える。樹木の質感や衣服の繊維の質まで表そうとしている。実に木目細かく、美しい。一方、写真は遠近感や迫力、しかも瞬間の美しさを切り取ることになる。絵画を写真に撮るのにフレーム全体を写したら、木目細かさを表すのが難しい。むしろ部分的に強調した方が迫力や美しさを写すことが出来る。
確かに、写真では当たり前の花の雌しべや雄しべを写したマクロ映像を見ることが多いが、絵画では無い。絵画のこの色鮮やかさや木目細かさ、それと多彩な表現が写真でできれば良いなと思う。
