木下付近を歩く

 史跡巡りの会、今回は成田線木下(きおろし)駅の付近を廻る。
 平日の昼間、1時間に2本の電車が走る、単線のまま取り残されたJR線だ。静かな住宅街を11人が適度なウォーキングを楽しんだ。
 木下は印西市の一部で、北総線の千葉ニュータウン中央駅の周りが開発されて多くのビルが林立しているのに対して、静かな地域で人通りも車も少ない。まず立ち寄ったのが木下万葉公園である。ここに木下貝層がある。12~3万年前まで関東平野の大部分が湾になっていて古東京湾と呼ばれている。千葉県の山岳部が筑波山あたりとつながって湾をなしていたらしい。この木下付近が砂層でそこに堆積した貝の化石が石のように固まって、貝層を形成したそうだ。町の中にこの貝層を切り出して作った石燈籠などが点在している。きれいな蕎麦屋で昼食をすましたがそこにも石灯籠があった。
 しばらく歩いて、利根川の土手に出る。この辺で、広大な利根川の景色を堪能し、手賀沼からの水が流れて、利根川と合流するあたりに出た。この周りは運河のようになっていて、好天と相俟って清々しい。
 ここから、船が出て、我孫子まで行けるという。お寺巡りより、桜の咲く前の春ののどかな日に、静かな水郷を歩くとは、これほど贅沢なことはないと思う。
                              2017年3月30日

木下貝層 貝層で作った灯篭

広大な利根川 手焼き煎餅屋さん店内

 

龍ケ崎の史跡巡り

般若院枝垂桜の前で記念撮影
 常磐線佐貫駅から関東鉄道龍ケ崎線に乗り換え、二駅で終点龍ケ崎駅に着く。去年、全国大学野球選手権で決勝戦を戦った流通経済大学の本拠地である。そんな程度の知識しか持ち合わせず。幹事の本橋さんの案内で、ぞろぞろと付いて行った。

 駅に着いたら、コロッケの看板や旗がたくさんある。コロッケの町龍ケ崎として売り出すらしい。街の中に入ってもほとんど人は見かけず、静かな街で車もあまり走っていない。まず、八坂神社に行く。ここがこの街の鎮守様のようだ。すぐそばに赤レンガの門のようなものがある。どこかの邸宅跡の門をここに移したらしい。
 そのあと、龍泉寺、ここは安産と子育ての神として親しまれているようだ。たくさんのお地蔵さんが祀ってある。次に大統寺、本堂の前に竹柏(なぎ)という木があって、それが有名らしい。

 最後に、般若院という由緒正しそうなお寺にお参りした。本堂の裏に大きな枝垂れ桜がある。樹齢400年、幹囲約5メートル、枝張り約20メートルという巨樹である。桜の花は5~7分咲き程度だが綺麗な桜なのに我々以外は見物客もいない。これを見ただけで、龍ケ崎に来た甲斐があった。この一本桜をバックにして皆で記念写真を撮る。駅の周りにお店が無く、お土産のコロッケを買えなかったのが残念だ。
(この記事、随分遅くなりましたが、桜の写真を見たいというリクエストがあって書きました)

3月28日開催  鶴 

八坂神社 赤レンガ門龍泉寺般若院大枝垂れ桜