明治神宮野球場の入り口は当日券を買う人でごった返していた。
今回は早稲田の久しぶりの優勝の可能性が強い。早慶戦で一勝でもすればよい。法政が東大に思わぬ一敗を喫したため、昨年の春秋に続いて早慶戦に優勝が懸かっている。
我孫子稲門会からは私とOさんの二人が応援に駆け付けた。我々は一塁側に近いネット裏に席を取った。写真を撮るに好都合な席だ。天気は快晴で陽ざしは強いが涼しい風が吹いていた。
先発ピッチャーは早稲田は大竹、慶応は加藤拓也。大柄の加藤の球は剛速球でしかも重そう。フォアボールで三塁まで走者を進めても、バントはすべてフライになる。打ったかと思うと内野フライ、バットが折れる。
四回に川原の大きなライト側への犠牲フライで、三塁走者がホームを突き、やっと一点を先取した。一方、大竹のピッチングはヒットこそ出さないけれど何度も外野手がバックする、あと少しでホームランになるようなフライが何度もあった。7回にヒットが出て、加藤から昨年負けた三宮にスイッチして、やっとヒットが続き、結局4対0で完勝となった。大竹の球質に合わせて外野陣が後方で守っていたことがわかる。
今回は東京六大学野球90周年、ポスターも早慶合同で作成しPRした結果、観客数3万4000人と外野まで満席となる試合だった。これで法政と並んで44回目の優勝。二年生の大竹と一年生の小島という若い投手陣に三年生、四年生の強力打撃陣、新しい高橋監督の指揮のもとで勝ち取った完全優勝である。 (開催日2015年5月30日 鶴 記)








