2016年春の京都 石山寺

石山寺硅灰石
 桜と紅葉の季節は京都に行くが、その時期に一番綺麗であって欲しいと願っても、なかなかかなわない。今年の桜はやや平年より早かった。ただ場所や品種によって少し異なってくる。今年は3泊4日でスケジュールを組んでいる。京都に2拍したかったが定宿の「卯の花」が一泊しか取れず、大津の東横インに二泊した。
 
 京都に着いた第一日目は、去年の春行き損ねた石山寺を訪ねた。このお寺は紫式部が『源氏物語』の構想を練った場所と云われている。それと花の寺としても有名である。中に入ると女性の観光客とカップルが多い。観音信仰の盛んなところで、なんとなく優しい雰囲気のお寺である。桜も綺麗でその中にミツバツツジの紫かかったピンク色が混じっている。坂道の多いところで、谷に群生している桜の風景を見ると吉野の山を連想する。
 
 石山寺の名前の由来となっている硅灰石も大きく立派な形状をしている。(上の写真) このお寺の起源をさかのぼると聖武天皇が天平時代に東大寺大仏造立の祈願のために建てられた伽藍から始まっているらしい。『石山寺縁起絵巻』もよく知られている。 何度行っても良いお寺の一つになると思う。

2016年4月5日 訪問

八重枝垂れ桜 ミツバツツジと枝垂れ本堂(国宝) 桜とミツバツツジの群生