毎年のことだが、日展は必ず見ることにしている。今年のように、モーターショーや秋の旅行、その他の行事と重なるので、忙しいのだが、日展の開催期間が長く、その分、予定を組むのが楽である。今年は国立新美術館のすぐ側で会社時代の仲間と飲むことになっていて、6時直前まで中で休んでいた。
出展される作品もすこしずつ変わってきてはいるが、だんだん日本画を見る人が少なくなっているような気がする。洋画は写実主義的になっているが、日本画はむしろ抽象的な傾向になっている。絵画による写実は腕とともに大変な労力を必要とするかも知れないが、カメラでは表現できない質感や細かな立体感を出すことができる。私が絵を写真に撮ることでその質感をいくらかは損なうかもしれないが、それでも実体を写真で撮るよりも、なお、それらが残っている。
工芸や彫刻の分野でも、会場の光線や陰影が少なく、より実物に忠実な写真が撮れた。
2015年11月13日
日展作品に菊川大夫の絵画がありますが、「大夫道中」の動画もご覧ください。
