八ヶ岳の別荘

 8月6日に八ヶ岳の麓にある従姉妹のTさんの別荘へお邪魔した。
いつもは女房が一緒に乗っているのだが、一人で長距離をドライブするのは珍しいことだ。出来たばかりの圏央道を通った。鶴ヶ島JCTから八王子JCTの間は時間的にはそう長くはないが、距離からすると随分遠い。
 途中、談合坂SAに寄ろうとしたが、案内板で見ると満車となっていて次のPAで一休みした。丁度サラリーマンの夏休みが始まったばかりのようだ。長坂インターで降りて、カーナビに振り回されながら小海線の甲斐小泉駅近くの陶染坊というそば屋さんに向かった。そこでTさんが水彩画の個展を開いておられるという。昼食のそばを食べようと立ち寄ったところで、丁度Tさんがやって来た。

 一番の目的である個展を見て自分の書斎に飾る絵をえらんだ。Tさんはもともと東饗のビオラ奏者であるが、絵画の才もあってそれでも稼いでおられる。随分器用なお方だと思う。
 別荘に行く途中、日帰り温泉施設に寄り、一風呂浴びて、そのあと時間があったので富士見高原ゆりの里に連れて行ってもらった。ここまで来ると下界を忘れるくらいに涼しい。リフトに乗って終点まで行くとたくさんのゆりが咲いていた。観光客もまばらでのんびりしたひと時を過ごした。

 別荘へは3時頃着いた。この別荘は築20年以上だと思うがそんなに古さは感じない。高い場所にある所為か寒いくらいだ。Tさんのオーディオを聴きながら、音楽談義に花が咲いた。夜はテラスでバーベキューをご馳走になったが、本当に寒いくらいで上着を借りて食べた。

 翌日は朝、別荘村を散策したが人一人見かけなかった。一時間ほど歩いたがとても心地よかった。下界は猛烈に暑いがこの高さだと汗もかかない。「めかけと別荘は持つものではない」というが、温暖化が厳しくなると別荘のありがたさがわかるかも知れない。

 朝食を済ませて、Tさん夫婦と3人で近くの飯盛山にリフトで登った。ここもお花畑がきれいである。頂上でTさんがスケッチを描くのを待って下山し、野辺山電波天文台のそばで昼食をとった。天気も良く日が照っていても風が心地よい。まさに天国のようだ。

 帰りは行きと同じ道を帰ったが、下界に着いたら猛烈に暑い。SAは人であふれるほど混んでいた。まさに夏休みの始まりだと思い知らされた。柏まで戻った頃夕方になったので夕食を食べに柏の葉キャンパスに寄ったらそこはがら空きだった。なんでこんなに空いてるのかとレストランの人に聞いたら、夏休みでみんな観光地に行ったのでしょうと言われた。