
今年の冬季オリンピックはイタリアのミラノとコルティナを中心拠点として開催されました。日本では冬季オリンピックは札幌と長野で開かれています。
札幌は1972年に第11回冬季オリンピック大会が開催され、アジアでは初めてとなる開催でした。1964年に開催された東京オリンピックに次いで、二度目のオリンピックだったのです。
私が大学を卒業したのが1966年ですから、大学に在学中に東京オリンピックが開かれ、テレビが普及し始めたころです。札幌オリンピックの頃には一般的な家庭にもはテレビがあり、スキーやスピードスケートの競技を見ることができるようになりました。もっとも、その頃はブラウン管の白黒テレビでした。
次に開催されたオリンピックは1998年の長野オリンピックです。実は私にとって最も思い出深いのが、長野オリンピックです。
長野オリンピックが開かれている頃は、私も定年になる前の最も忙しいときでした。まだサプライチェーンという言葉が出てくる前でしたが、そのシステムアルゴリズムを完成させて、コンピュータ・ロジックを作成しながら、会社のテレビで日本が得意とするジャンプ競技を見ていました。団体戦で日本は日の丸飛行隊と呼ばれて、原田・舟木・岡部らが金メダルを勝ち取ったシーンを思い出します。スキー場も猛吹雪で中断することもしばしばでしたが、この年は東京でも雪がよく降り積もり、近くのホテルに泊まりながら、仕事をしたことを思い出します。
長野の次に日本で開かれたオリンピックは2021年に開催された東京オリンピック2020です。本来2020年に開かれる予定でしたが、コロナの世界的な蔓延で、一年遅れて開催されたのです。その次の2024年に夏季オリンピックはバリで開催されました。
今年のオリンピックは久しぶりに、テレビで多くの競技を観戦しました。長野オリンピックに比べたら、ずいぶん多くの競技になりました。長野の頃にはすくなかったスノーボードの種目が増えたことです。スキーの種目も増えています。また、競技会場が複数都市に分散したこともそれを助けた要因になっています。
日本が初めてメダルを獲得したのは1956年コルチナ・ダンペッツォ大会で、猪谷千春が回転競技の銀メダルでした。今年のミラノ・コルティナ大会と同じ場所です。この大会で「白銀の王者」と呼ばれたトニー・ザイラーが金メダルを取っています。
冬季オリンピックの種目は雪の上でやる種目と氷の上のスポーツに大別できますが、日本が得意とするのはスキーではジャンプとモーグル、スノーボードのハーフパイプとビッグエアです。 スケートではフィギュアスケートとスピードスケートですが、スピードスケートは今回の高木美帆選手のような、一人ユニークな選手ですが、フィギュアスケートは男女、シングルの種目でメダルを取ってきました。男女ペアやアイスダンスとなるとむずかしくなります。ところが、今回はりくりゅうペアが金メダルを獲得しました。ショートプログラムでミスして、5位になり、フリーで世界最高得点を出し、トップになったのです。ペア競技は女性が空中で回転したり、数メートル投げられて、着地するのも難しそうです。過去のフィギュアスケート大会でりくりゅうペアの演技を何度も見てきましたが、どこかでミスが入るのが通常でした。しかしこのオリンピックでのフリー演技は完璧といっていいものでした。
女子のフィギュアスケートでもすばらしい成績だったのが中井亜美選手です。ショートプログラムでは低いランクの順に滑っているのですが、そこで高得点を出し、フリーでは最後に演技しています。テレビでは技術点の高い選手名が出されているのですが、ショートだけではなく、フリーでも坂本花織に抜かれるまで残っていました。
坂本花織は引退を発表していますが、中井亜美や4位だった千葉百音がいるので、問題なさそうです。
















































