
私が昨年から我孫子市ペタンク大会などでPRしていた「ゆめ半島千葉国体」に出場することができた。
ペタンクは正式種目にはなっていない。国体の「デモンストレーションとしてのスポーツ行事」として、柏市の柏の葉キャンパス駅近くの特設会場で行われた。私たちはデモスポ競技と呼んでいるが、これから国体の正式種目になる可能性を持っている競技もあるし、ウォーキングやグラウンドゴルフのように一般的に親しまれているスポーツやゲームも入っている。このデモスポ競技は開催都道府県の住民しか出場できない。年に一回、47の都道府県のうちの一つで国体が開催されるわけで、正式種目になって、千葉県の予選を勝ち抜いて出場しないかぎり、国体に出場することはできない。私の歳では二度と参加することはありえない。
デモスポ競技のペタンクは当初、40チーム程度を予定しており、それ以上の参加申し込みがあった場合は抽選となっていた。40チームであれば、50チーム以上が参加する我孫子市ペタンク大会より小さい。申し込み締め切り後、参加申し込みチームすべてが出場できるようになった。全部で66チームである。その中で開催地の柏市は32チーム、隣の我孫子市が16チーム、次が船橋市と印西市の5チームである。柏市ではこれまで、ペタンクを市の推進競技として扱っていなかったので、32チームのほとんどが柏市の関係団体、たとえば市役所、市議会、保健所、消防署、一部の地元企業などの、俄作りのチームである。一方、我孫子市では、すでに10年以上前からペタンクの普及に努めており、体育指導委員の指導のもとに、ペタンククラブの育成を図ってきた。16チームというのはかなり、遠慮した結果だと思っている。
柏や船橋、印西といった地域では、ペタンクが盛んでないというわけではない。ペタンクを本当に好きなマニア的な人たちが集まってクラブを作っている。いろんな大会に出場し、経験を積み、練習もよくやる人たちである。そこの中に全くペタンクの経験の無い人が入るのはやはり難しいのかもしれない。それでは我孫子市にはペタンクマニアが少ないのかというと、そんなことはない。他の市と同じ程度の数はいる。しかし、比率的には少なく、普通のペタンククラブの指導者的な役を担っていても、通じないのでペタンク用語でさえあまり使わない。ただ、我孫子市ペタンク大会での技術的なレベルはかなり向上したと云われているが、その人たちの貢献は大きいと思う。
ペタンクは高度な技術が要求される場合もあるし、偶然性の要素も多い。また、その日の調子、すなわち体調や運、不運、さらにグラウンドの状況も大きく影響する。チームスポーツが故の、誰と組むかも勝敗を決める決定的な要因である。
我孫子市ペタンククラブ連絡会では、国体の前に、国体出場者のために、ルールの教育や試合での心構えを説明した。また、世界選手権などの大会の模様やフランスの子供たちの練習シーンなどを収めたDVDの映像も見せた。このようなことをやって、みんなの頑張ろうという意識づけになればと思ったのである。その結果として、我孫子市でペタンクがさらに普及することを願っている。
国体には私が所属する根戸エンジョイクラブからは3チームが出場した。私は別のクラブのKdさんと私のクラブのKbさんと組んで出場した。3人は意気も合っているし、私がティーラー、二人が寄せ役である。二人とも寄せが上手いし、Kdさんはティールもできる。好成績を残せればと思ったが、練習の時からなんとなくおかしい。最初の試合から感じたことだが、グラウンドがかなり異常であることだ。この特設グラウンドは普通の工事現場であったところに大きな砂利を撒いて、高度な技術が要求されるようにしたようだが、それでは一般的な人に気の毒だとの意見が出て、その上に土砂を詰めたのではないかと思う。会場を大会前に見に行った人が、駐車場に撒いてあるような砂利が敷かれていたと言っていたし、私が見に行った1週間程度前は土砂で平らになっていたのである。しかし大会直前2日間、雨が降って、土砂が砂利の下に流れて、石の突起が地面の直下にあったりしてかなり地面の硬さがバラバラの状態になっていたと思う。まるでボールが転がらないところがあったり、少しずれた場所に行くと転がりすぎたり、横にはじけたりして、全くの運・不運による勝敗になってしまった。ティールには問題なく、私のティールは良く当たっていたが、寄せが難しく、寄せ役のKdさんやKbさんが気の毒でたまらなかった。
まあ、もともと、記念として国体に出ることが目的だったので、勝敗は気にしていなかったが、最初に対戦した柏市の消防団のチームが優勝した。おめでとう、良かったねと言って帰った。
