早春の日光                 2012/3/15

日光東照宮五重塔 大猷院仁王門
大猷院二天門 大猷院夜叉門 夜叉門の装飾 大猷院唐門

 以前宿泊したことのある、日光中禅寺湖畔にあるホテルから年賀状が来ていて、3月末までは割引料金で泊まれるとあった。雪の残るいろは坂はホテルのマイクロバスで送迎してくれるというので、久しぶりのドライブに出かけた。
 いつも駐車させてもらっている「明治の館」で食事をすませ、輪王寺から東照宮へ廻った。東照宮は何度も観ているし、拝観料が高いので、今まで中に入ったことのない大猷院廟を観ることにした。ここは徳川三代将軍家光を祀った輪王寺の塔頭の一つである。中に入ると東照宮を小振りにしたような建物が多く、いわゆる、「権現造」の典型例でもある。東照宮では陽明門の彩色や彫刻類が素晴らしいが、大猷院の二天門や夜叉門のそれも、負けず劣らずの景観である。唐門は本殿の入り口で、中に入ると本殿があり、家光のお位牌が祀られている。昨年の大河ドラマ「江・姫たちの戦国」を記念して?隣にお江の方の位牌と二代将軍秀忠の位牌が祀られていた。本来は芝の増上寺にあるはずだが、一時的にこちらに移したのだろう。
 大猷院は東照宮よりはるかに静かで、壮麗さも東照宮に負けない。むしろ小ぢんまりとしていて好感が持てる場所である。家光が家康を慕い、決して東照宮を超えるような廟にしてはならないという遺言に従って建てられた墓所らしくなっている。
 まだ雪の残る日光山境内を駐車場まで戻り、日光駅まで裏道を通って急いだ。ちょうど、ホテルのバスが駅前にいたので、駐車場を案内してもらい、バスに乗り換えた。いろは坂は雪が随分残っていて、冬タイヤでないとスリップするかもしれない。華厳の滝に寄ったが、雪のため、滝があまり目立たず、良い写真は撮れなかった。ホテルで夕食にスペシャルメニューのアンコウ鍋を堪能し、湯本温泉から引いているため、柔らかな泉質になっている温泉を楽しんだ。翌日はマイクロバスが戦場ヶ原や竜頭の滝、立木観音を案内してくれて、日光駅まで戻った。
 今回宿泊した「ホテル四季彩」は中禅寺湖畔にある落ち着いた旅館であるが、これが二度目の利用である。前回は2009年3月24日に宿泊している。ホテルに着くまで、第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)決勝戦の実況放送を聞いていたが、延長戦でイチローのタイムリーが出て、ホテルに着いた直後にホテルのテレビで優勝の瞬間を見たのを思い出す。
 あれから、丁度3年になるが、その間、一度も車で宿泊旅行をしたことがなかった。これはこのブログ記事を書く前に写真を調べてわかったことである。今回も車で行く必要はなかったのだ。

男体山 立木観音から見た中禅寺湖