奈良の旅、蕎麦処「雄町」との再会    2013/04/16,17    

吉野山上千本桜
吉野の八重桜 花矢倉の山桜
緑の桜 御衣黄 黄色い椿
万葉植物園の藤 馬酔木(あせび)
毎年2回、春と秋に京都、奈良に行くことにしているが、今年の春は去年より一週間程度遅く行くように予約していた。吉野の桜と仁和寺の御室桜の満開を見たかったからである。
今回はもう一つの目的があった。昨年秋に閉まっていたお蕎麦屋さん「雄町」の女将さんや旦那さんに会うことだった。
蕎麦処「雄町」の女将さんとの再会
奈良には4時頃に着いた。ホテルにチェックインして、部屋に入り、一昨年の秋に「雄町」でお会いしたお客さん、Oさんに電話をした。Oさんとは、今年の冬にメールや電話をやりとりして、私がこの春に奈良を訪ねたときに、「雄町」の女将さんと三人で飲もうと約束をしていたのだ。
電話で5時半にホテルの前で会うことになった。一度だけの面識で顔もあまり定かではない。外でOさんらしい方が見えたので、声をかけて確認した。しばらくして女将さんもホテルに来てくれた。旦那さんとお嬢ちゃんも一緒だ。
駅から興福寺の方向に向かう三条通を、話しながら歩いて、Oさんのお店に立ち寄った。「カメラとビデオのミドー」というお店である。大きな看板が屋上にかかっていた。
「雄町」の旦那さんはお酒を一滴も飲めないらしく、途中で別れ、Oさんの馴染みのお店に入った。他にはお客さんはいなかった。
女将さんは、今は、子供相手のケアセンターにお勤めしているらしい。旦那さんは大阪のお父さんの寿司店を手伝っているそうだ。梅田の阪急百貨店の13階にある「福喜鮨」の責任者のようである。
蕎麦処「雄町」を急に閉店したのは、決してお店が流行っていなかったのではなく、家庭の事情があったようだ。
三人で話しているうちに、女将さんがOさんに「なんで、私をお酒に誘ってくれなかったの?他のお客さんは誘ってくれはったのに」と責めているのが印象深かった。まるで父親と娘のようでうらやましかった。
着物姿の女将さんも良いが、まだ20代の洋服姿の娘さんスタイルも美しい。
吉野山
奈良の二日目は吉野山に登った。昨年は日帰りバスツアーを利用したために、下千本から中千本あたりまでしか行けなかったが、今年は電車とバスで中千本まで登り、そこから上に歩くことにした。
今年の桜は咲くのが異常に早く、三月には咲き始め、四月上旬に満開になった。去年は四月の第二週でも下千本が満開になっていなかったので、今年は一週間遅くしたのだが、今度は散った後になってしまった。 それでも、八重桜が咲いていて、慰めにはなった。昨年と同じく、人の多さには辟易とした。謡曲「忠信」で有名な佐藤忠信が僧兵横川覚範を討ち取ったとされる花矢倉展望台を過ぎて、その首塚のそばを下り、中千本からバスで、吉野駅まで下りた。
万葉植物園
翌日、とくに予定もなく、春日大社の「万葉植物園」に入ってみた。ここは藤で有名なところである。残念ながら、藤の花はまだまだの状態である。そのかわり、数多くの品種の椿の花が咲き誇っていた。
この公園の名にふさわしく、多くの万葉植物が栽培されていて、いくつかの品種が小さな花を咲かせていた。