2015年京都の春(4)

琵琶湖疏水

三井寺金堂 日本3銘鐘の一つ三井寺の鐘

国宝金堂 弁慶の引き摺り鐘

三井寺三重塔 三井寺から見た琵琶湖

 去年の秋は初めての近江観光で、地理的に不案内なため、坂本からまっすぐ比叡山に登ったが、今年は大津付近をゆっくり観光することにした。泊まったのがJR大津と京阪浜大津駅の間の東横イン。ホテルも良かったが、翌日はすっきりとした好天に恵まれた。まず、三井寺に行った。三井寺駅のすぐ傍を、琵琶湖疏水が流れている。琵琶湖疏水はここから山科、蹴上と山の下を流れて京都鴨川にそそぐ。いずこも桜の名所になっている。桜を観ながら歩くと三井寺に着く。
 本来の名は園城寺という。日本三銘鐘と云われる、宇治平等院、高雄神護寺とここの鐘がある。歴史的には古く近江大津京を築いた天智天皇の頃に建立されたとする。後に天台宗寺門派の総本山となり延暦寺(山門派)との争いが絶えなかったようだ。ここにある元々の鐘と云われる「弁慶の引き摺り鐘」の摺り傷もその名残りのようだ。ここから見る琵琶湖の景色は美しい。
 次に、坂本まで行って、日吉大社を訪ねた。紅葉の名所と云われているが、昨年は見逃した場所だ。全国に3800余と云われる日吉、日枝、山王神社の総本宮になっている。私は日吉と書いて「ひえ」と読んでいたが、もとはそう呼ばれていたらしい。神仏混淆(しんぶつこんこう、神仏混合、神仏習合ともいう)では比叡山延暦寺の守り神で、ともに京の都の鬼門(北東)にあたり、魔除け,鎮護の寺社になっている。平家物語に登場する比叡山の荒法師が担いで京の都に押し掛けるのはここの神輿である。この神社も比叡山と同じく、織田信長の焼き討ちで焼失しているが、その後、秀吉や徳川の援助により復興をなしている。神社の魔除けになっているのが神猿(まさる)と呼ばれる猿が祀られている。西本宮の楼門には猿が守っているのが見える。
 日吉大社から駅までは桜並木が続いている。
 電車で大津を過ぎて、石山寺駅まで行ったが、時刻的にはもう拝観時刻が過ぎそうだ。門の中までで良しとして10分ほど歩いた。東門から拝観受付までの長い桜並木が綺麗だ。紫式部が「源氏物語」の構想を練った寺らしく優雅で女性らしいお寺である。

日吉大社に行く途中の大枝垂れ 日吉大社のシンボル大鳥居

西本宮楼門 楼門軒下の猿

飛龍の滝 西本宮

東本宮 坂本駅前の蕎麦屋さん

石山寺東大門 石山寺表境内の紅枝垂れ

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