2016年春の京都 京都御所

御車寄 大夫の間襖-桜大夫の間襖-鶴 新御車寄屏風承名門から紫宸殿を望む 紫宸殿と左近の桜

 京都御所の一般公開が今日から始まった。以前は4月の第一日曜日に一日だけ解放されていたが、今は5日間になっていて、秋も行われるらしい。
 御苑まで含むとずいぶん広い。桜の花は御苑にあって、御所内に多いわけではない。南側の丸太町通りから、北側の今出川通りまでが長く、歩きにくい砂利になっているので足がくたびれる。

 いつも通る今出川通りの同志社大学前から御苑に入った。御所内には西側の宜秋門から入って参観コースを回り、清所門から出ることになる。入るときは行列ができているかと思ったが荷物のチェックも速くて、すんなりと入れた。
 まず、御車寄から見る。ここだけは少し混んでいたが、後は混雑しているというほどのことはない。諸大夫の間、新御車寄を見ると新しい朱塗りの回廊を回って、紫宸殿の前に入る。ここが天皇の公的儀式が執り行われる場所である。左近の桜と右近の橘が堂々と控えている。中には天皇の玉座、高御座(たかみくら)が見える。さらに清涼殿に入っていく。ここが天皇の居間になっている。参観といっても、外から各部屋の中を覗き見るだけで、美しいのは室内を区切る襖の絵である。
 日本の建物は木と紙でできているというが、まさにその通りで、冬はずいぶん寒かっただろうなと考える。十二単衣も飾ってあったが、女性が着替えるのに、お着換えの間などは無く、帷(とばり)の中で行ったらしい。

 以前参観したときは見れなかったが、池のある庭園を見ることができた。天龍寺や金閣寺などのように池泉式回遊庭園というほどの大きな庭ではなく、せいぜい天皇の目を慰める程度でしかなかった。今の天皇陛下もそうかもしれないけれど、格式にしばられて、自由というものがほとんどない。窮屈な生活だったのかもしれない。

2016年4月6日 訪問、

紫宸殿 清涼殿帷 十二単衣御所内の庭 清涼殿の襖-中段

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